呼吸器外科

一般胸部外科グループは、年間手術が500例に達する西日本有数の胸部外科診療グループです。原発性肺がんを主体として縦隔腫瘍・転移性および良性肺腫瘍から自然気胸まで、一般胸部外科におけるすべての領域の外科治療を安全に受けていただくことができます。95%以上の症例をロボットまたは内視鏡手術で小さな傷でおこなっており、2025年度の肺がん手術症例は201例と九州トップの肺がん治療施設です。一般的な胸部外科手術以外にも気管・気管支疾患への気道再建手術や進行肺がんへの隣接臓器合併切除再建手術、さらには気道インターベンションまで、難度の高い手術・治療にも取り組んでいます。
低侵襲が特徴とされる「胸腔鏡手術」に関しては、最も早くから取り組んできた施設として国内で指導的立場にあります。最小の創で肺癌手術を行う単孔式手術やロボット手術も施行しています。ロボット(Da Vinci)手術においては、Certification(新規術者への技術認証)を行うことのできる九州では初めての教育的施設です。
福岡大学病院は、現在国内に10か所ある脳死肺移植認定施設でもあります。2005年に開始された福岡大学の脳死・生体肺移植プログラムは、2006年に九州で初めての脳死肺移植・生体肺移植を成功させ、第1例目の生体肺移植は、当時世界最少の幼児生体肺移植としても知られています。肺移植は2025年までに100例を施行し、西日本における主要な肺移植施設として実績を伸ばしています。

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